ARTIST

大阪岸和田で生まれ、地車の祭囃子と単車のエンジン音に心躍らせていた不良少年はレゲエ激戦区でもあるこの土地で、必然的に音楽に魅了されはじめた。21歳の時、今は亡き446の言葉でReggaeDeeJayとしてマイクを握る事を決意し、喧嘩と暴走だけがエネルギーのはけ口だった荒くれ者に転機がおとずれる。そもそも血の気が荒く騒音をばらまく存在であった岸和田の爆弾小僧は、活動開始から早々に様々なダンスをクラッシュしNOISEという名を全国に浸透させはじめる。その天才的な音楽センスはGangstaStyleを歌う他のアーティストとは一線を画し、太すぎる程の重低音ボイスと巧みなメロディーメイクで、2003年以降「GHETTO YOUTH」「CASINO891」「爆音SYNDICATE」など、老舗レーベルからリリースを連発する。2004年には、レペゼン岸和田「RISE UP FAMILY」を446より引き継ぎ、RISE UPのBOSSとして活動の幅をさらに広げていく。HIPHOPアーティストも多数存在する南大阪ならではのコネクションでラガヒップホップを確立し、HIPHOPレーベル「BonsaiRecord」に所属するHr.stickoとのユニット「TWO CROW」が起こした規格外の化学反応はまだ記憶に新しい。2010年以降もその勢いはとどまることなく446率いる「Rude Bwoy Funk(446、NOISE、Hr.sticko、NATURAL WEAPON、MAXIMSOW)」のメンバーに抜擢され活躍を魅せる。その後、「RISE UP FAMILY」のBOSSの座を盟友Marifarleyへ引き継ぎ、2016年にはSound ProducerのStickyと共に「FULL VIBEZ RECORDS」を立ち上げ、「爆弾小僧」「446の風」「Sound Mafia」「のんだくれ」「THC」「Ragganiyo」「Revolution」「Dangerous」「夢」「Tuff smoker」「Positive」をシングルカットで立て続けにSTREETへ投下し、その勢いと同時にその名を「NOISE VIBEZ」へと改名‼次々世に贈り出す音源や映像は、NOISE VIBEZの書き綴る熱のこもった言葉をのせて世のBADBOY達の心を動かし続けている。そして2020年3月、満を持して自身の1st album「High Grade Style」をFULL VIBEZよりリリース。NOISEの生き様をねじ込んだ渾身の15曲は、タイトル通り全てHigh GradeでBAD BOYマストな楽曲となっており、Stickyがつくりだす世界レベルのRiddimにNOISE VIBEZオリジナルスタイルが見事に絡み合い、フックが耳にこびりつくKillTuneから泉州の哀愁が漂うものまで盛り沢山な内容で玄人をも唸らせた。今後も大阪SOUTHSIDE岸和田から全国のレゲエシーンに影響を与え続けるであろうSound Bwoy Killer NOISE VIBEZの男気を絶対に見逃すな!!

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